『新説幕末明治維新』

筆者の研究と創作を交えた新説で幕末・維新を書いてみます。新しい<読み物>として捉えて頂ければ幸いです

あくまでも【創作】として書いていきます。たくさんの歴史愛好家さん達と、それぞれの歴史観を共有できるような場所になればいいなと思っています

※※※※※記事に使う画像は、ネット上から無断で使わせて頂こうと思います。宜しくお願いします(ルール上問題ないのかな・・・汗)※※※※※

『幕末最大の謎①』

【維新の暗号】

みなさんこんにちは。今回はいよいよ明治維新最大の謎について書いてみようと思います。知っている方もいらっしゃると思いますが、筆者の見識も含めて書いていきます。


源氏とは、日本古来の遺伝子を持つ系統で、縄文人に見られるように平和的で民主的だと言われています。一方平氏は、大陸(朝鮮、中国系)の遺伝子を持つ系統となり、弥生人に見られるようにどちらかと言えば好戦的だと言われています。


このブログは、基本的に源氏と平氏の争いをメインテーマとしていますよね。江戸時代は、徳川家(御三家含む)がずっと源氏でしたので、260年間天下泰平となった側面が非常に強いです。朝廷との関係も安定しており、多少の諍いはあったにせよ、大きな問題に発展することは少なかったようです。


しかし、アヘン戦争(1840年)での清の敗北を契機に、国内に混乱が生じます。加えて、次々と外国船が日本を訪れるようになり、国内情勢も混沌とし始めたわけです。ちょうどその頃、幕府では将軍の権力が縮小しており、例によって後継者を巡る権力争いに火がついた格好となりました。


戦国時代までの、源氏と平氏の激しい権力争いが、数百年振りに再燃したとも言えるのです。とは言え、260年間続いている幕藩体制下、藩主自ら権力争いの表舞台に立つわけにもいかなかったのでしょう。


配下の下級武士に様々な隠密行動を取らせ、全国の情勢を探らせています。下級武士であれば、もし何か問題が発生した場合、処分して幕切れにすることで藩主の責任問題にまで発展することは少ない。ですから、下級武士が活躍できたと見ることができます。


しかし、結果的には、その下級武士が維新を成し遂げ新政府を樹立。廃藩置県版籍奉還などなど、藩主の特権をすべて剥奪することに繋がっていくわけです。いつの時代も、栄枯盛衰、盛者必衰の理を表すってことなんですね(平家物語)


さて、少し前置きが長くなりましたが、画像にもあるように明治維新には暗号があります。


詳しく知りたい方は、加治将一さん「幕末維新の暗号」祥伝社文庫を読んでみてください。筆者がずっと疑問に感じていたことや、解決できなかった矛盾点をすっきり解消してくれた本でした。2年前にようやくたどり着き、感動したのを今も覚えています。


教科書や歴史書、司馬遼太郎作品などを何度も読んで、ずっとモヤモヤしていた心の疑問の点と点が繋がりました。ネタばれになってしまいますが、明治維新最大の謎、それは明治天皇のすり替えです。先ほどの記事に書きました。孝明天皇の息子は睦仁親王で間違いありません。しかし、その息子をすっかり取り替えてしまったのです。


ってことなんで、次回予告『明治天皇すりかえ』よろしくお願いするでござんす!

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